考えるために書き、生きるために考えるブログ

書くことは考えることである。

一般知識について

人々は目的のあった事柄を学び、記憶するようだ。目的に合わない事柄は忘却されるか、見向きもされない。頭の中を通り過ぎるのである。忘却や知らないことを悲観的に見る人は多いが、生活に全く不必要な事柄を記憶してどうするのだろうか。忘却とは余計なことを考えないように、現在の目的に合わせ、記憶の整理をすることではないのだろうか。現在の社会の“評価”はあるテストで知識が測られるが、それが使用しない知識であるならば、なんと無駄なことをしているのだろうか。わざわざ忘却される為の意味がない思想や事柄を頭に入れるほどの時間と労力に意味があるのだろうか。

 

それが広く見た日本という国のという社会のあり方であるというのならば、これほど意味のないことはあるだろうか。そして、社会が便利になればなるほど、考える事柄が減るため人間の教養は落ち、バカになる。