考えるために書き、生きるために考えるブログ

書くことは考えることである。

炎上

僕が最近よく見ているYoutuberが受験会場でマスクを適切につけていなかったことを試験官に6回注意され、その後、いろいろ騒動を起こした受験生について言及し、炎上した。僕はYouTubeのリンクをまわりながら、起業家ホリエモンもまた数ヶ月前に炎上していたことがわかる。僕は大きな議論が起こりそうなことをインターネットや動画で発信すべきではないという結論に達した。

 

自信がある人は発信してもいいけど、自分の意見をいつもより明確にする必要がある。YouTubeやブログはアイデアの発信には適しているけど、議論には全然適していない。意見を明確にしないと、言葉にも理解のされ方がいくつもある。自分では批判したつもりではなくても、相手には批判に聞こえる時もある。だからといって、批判も悪いわけではない。高度な言葉の使い方が求められると思う。そういうことを考えられるほどコミュニケーション能力が高くない人は公共の場(特にインターネット)では意見を投稿するべきではない(炎上してもいいならオッケー)。

 

チャットの議論は続けてもどうしようもないことが多い。どうしても一方通行になってしまう。テニスラケットで野球をするようなものだ。会話の方がアイデアを交換に適している。相手から反応がすぐ返ってくるし、表情がわかる。だから、もうインターネットのこういうやりとりには参加しない。参加するにしても、トロント大学の教授Jordan Petersonと作家Sam Harrisがやっていたような、ちゃんとした討論がいい。インターネットの意見の投げ合いはぐちゃぐちゃしてて面白くない。

 

ホリエモンはある飲食店を批判した結果、炎上したという。そのお店はホリエモンはマスクをしていなかったから、入れてくれなかったと動画で話していた。その動画の後、色々あって、そのお店が特定されたりしたらしい。ホリエモンもここまで燃えるとは思ってなかったんだろう。非常に恐ろしい世の中になった。インターネットは増幅器である。発言や映像が何倍にも広がる。恐ろしい。インターネットは本当に恐ろしい。使い方が難しい。情報だけ仕入れて、他はネットから離れた方が幸せだろうな。